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HSPの特徴と対策

皆さんこんにちは!皆さんはHSPという言葉を聞いたことはあるでしょうか?最近はよくいろいろなところで取り上げられているので、知っている方もいらっしゃるかもしれません。今回はHSPである人の特徴とその人たちがどうすれば現代で生きやすくなるのかということをまとめていきたいと思います。

そもそもHSPとは

 そもそもHSPとは何なのでしょうか?

HSPとはhighly sensitive personを略したもので、簡単に言うととても繊細な人ということです。HSPの方たちは五感がほかの人たちよりも敏感であったり、様々な刺激に対して敏感であることが多いです。そのため、普段の生活でも音やにおいに敏感に反応してしまい、疲れやすいと感じてしまうという人が多いです。

 HSPの人たちは、内向的な人が多く(少ないですが外交的な人はいます)、内向的な人たちの特徴とも似ているところが多いです。しかし、内向的な人がすべてHSPであるわけではないので注意しましょう。

 

HSPの特徴

  • 五感が敏感
  • 罪悪感を感じやすい
  • 自己肯定感が低い人が多い
  • ポジティブにもネガティブにも反応しやすい
  • 感動しやすい

 

HSP の方たちはこのような特徴を持っている人が多いです。

これらについてここからは一つずつ解説していこうと思います!

 

  

五感が敏感

が敏感ということは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚が敏感であり、非HSPの人たちよりもそれらの感覚を感じやすいということです。そのため、HSPの人たちはほかの人たちが気づかないにおいや音に気づきやすいことが多く、細やかな変化を楽しむことができる一方、強いにおいや音に圧倒されてしまいやすいというデメリットもあります。

 

罪悪感を感じやすい

 

 罪悪感を感じやすいというのは、HSPの人たちは他人の感情を敏感に感じ取ってしまう人が多く、他人に迷惑をかけてしまった時などに必要以上に罪悪感を感じて、その感情に悩まされてしまう人もいます。

 

自己肯定感が低い人が多い

 先ほどの罪悪感を感じやすいという項目と関連するのですが、他人の感情に敏感なため、罪悪感を感じてしまい、幼少期のころからそのような感情を持つことが多いため、結果として自己肯定感が低くなってしまうという人が多いです。

 そのほかにも、5人に1人がHSPであるといわれていて、割合的にみると少ないので、人と違うと感じやすく特に日本では自分を責めてしまい、結果として自己肯定感が低くなってしまうということが考えられます。

 

ポジティブにもネガティブにも反応しやすい

 ここまでの話で、HSPは苦労することが多いと感じてしまったかもしれませんが、いいこともたくさんあります。HSPはネガティブにも反応しやすい一方で、ポジティブにも反応しやすいです。そのため、自分に合った環境に身を置けば幸せを感じやすくなります。つまり、HSPの持つ特徴は諸刃の剣であるということです。

 

感動しやすい

 様々な刺激に反応しやすいので、映画や音楽などの作品から感動を感じやすいです。HSPの人たちは涙もろい人が多いといわれていて、この特徴のためにそのようなことが起こるのかもしれませんね。

 一方、映画などで暴力や暴言などの刺激的な表現は苦手で、そのような作品に影響を受け、心理的にダメージを受けてしまう方がいるようです。

 

HSPのデメリットの対策

ここまでは、HSPの特徴をいい面と悪い面から紹介しました。ここからはHSPの悪い面をカバーするための対策をご紹介していきます。

 

  • 瞑想をする
  • 刺激の少ない環境に身を置く
  • 自分を肯定する習慣を身につける
  • 自分の価値観を明確にする
  • 自分の苦手な刺激を発見する

主にこれらの対策が基本になります。それではこの5つの対策に関して一つずつ解説しておきたいと思います。

 

瞑想をする

いきなり瞑想?と思った方もいるかもしれませんが、瞑想は精神にいい影響があります。今回の記事はHSPについての記事でなので詳細については省きますが、瞑想をすることでネガティブなものに対して反応をすることが少なくなり、心を乱されることが減少します。

 

刺激の少ない場所に身を置く

 先ほどHSPは刺激に敏感と書きましたが、HSPは適切な環境に身を置けば、非HSPよりも高いパフォーマンスを発揮するという事実があります。そのため、HSPは適切な環境に身を置くことが大切です。そうすることで、ストレスも減るうえに仕事もはかどるようになり、一石二鳥です。

 

自分を肯定する習慣を身につける

 HSPは自己肯定感が低い人が多い傾向があるので、そのような特徴を持つ人は自分をしっかりと肯定する癖をつける必要があります。具体的にどうすればよいかというと、自分を責めてしまいそうなときは、自分に優しくするように心がけるようにしましょう。非常に当たり前なことを言っていますが、これを習慣レベルに落とし込める人は意外と多くありません。当たり前というのは意外と難しいものです。

 習慣化については過去の記事で書いているので、ぜひ一度見ていただけるとありがたいです。

 

oimosannokodomo.hatenadiary.com

 

自分の価値観を明確にする

 HSPの人は自分の価値観を明確にし、その価値観に合うものに積極的になっていく必要があります。それは、HSPがポジティブな感情に反応しやすい特徴を持っているからです。HSPの人たちは自分の心地よいものに積極的に触れることで、非HSPの人たちよりも幸せを感じやすいのでまずは価値観を明確にするところから始めてみましょう。

 

自分の苦手な刺激を発見する

 上に書いたことと共通しますが、HSPは良くも悪くも刺激に敏感なので、自分が不快に感じるものからはできるだけ距離を置くことが大切になります。しかし、意外と自分が不快に感じていることを特定できていない人も多いです。そんな方は、日記をつけて自分のその日の気分と出来事を記録してみましょう。日記を見返すと、自分がどんな出来事で不快になっているか気づきやすいです。

 

 

さあ、今回はHSPについてまとめてみました。HSPの方はその特徴を知り、対策することで強みを生かして人よりも強い幸福を感じることができるので、ぜひ今回の記事を参考にして生活をより豊かにしていただけると嬉しいです!